にぼし食堂ではストウブの鍋(ピコ・ココット ラウンド 24cm)を愛用しています。
これ1台で煮込み料理はもちろん、肉を焼いたりご飯を炊いたりもできるので、つくり置きやクリスマスディナーなどいろんなシーンで活躍中です。
そんな中、以前からチャレンジしたいと思っていたこと。
ストウブでパンを焼く。
家でつくるパンって、ホームベーカリーとかを使わないのであれば手間も時間もかかるし、なんかちょっと見た目も不ぞろいだし、まあ言ってみれば曲者感ありまくりなのですが、それでもちょっと愛しい。

あんぱん(写真)やくるみパンは何度か自力で作ったことはあるのですが、ストウブでパンを焼いたことはなくて、なんとなく憧れだけがありました。

ストウブでパンを焼いたらおいしいにちがいない
そんなわけで、初めてストウブでパンを焼いてみました。
参考にしたレシピ:「基本の高加水パン」
パンを焼くにあたって参考にした本はこちら。
手順がとても分かりやすく、かつシンプル。材料もシンプル。
これなら自分もできそうだと思って選びました。
「基本の高加水パン」のつくり方にしたがって準備していきます。
準備する材料と道具

準備するもの(材料)
- 強力小麦粉
- イースト
- 塩
- お湯
使う道具類
- タッパーかコンテナ(容量約1リットル)
- はかり
- ヘラ(小さめのものが使いやすい)
ちなみに強力粉は前すごく余ってて、毎週少しずつ消費しながらやっとオーマイの青いパッケージ(写真中央)を使い切りました。。
が、まだカメリヤ(写真左)があります。

なんで強力粉を2袋も買ってしまったんや
強力粉、消費しようとして謎のスコーン(失敗作)を焼いたこともあったのですが…
この失敗を経て、やっぱり強力粉を使うならパンがいいと思ったのでした。
そして、粉類は必ずストックを確かめてから買いに行くことという教訓も生まれました。
こねるのではなく混ぜる
容器に粉類を入れて片側に寄せ、お湯を静かに注ぎます。

このお湯と粉の境界線を崩していくように、静かに混ぜます。
ちなみにこの粉の堤防を崩していく工程が結構楽しいです。
最後の方になると「えっこれほんとに全部混ざるの?」と思いますが、混ぜているうちになじみ、やや粘り気のあるペースト状になります。

全体が均質になったら一次発酵します。
一次発酵~二次発酵。寝かせていた生地がふくらむ!
電子レンジの発酵機能を使って一次発酵を行います。
一次発酵後の様子がこちら。ぱっと見あまり変化はなさそうですね。表面が少しなめらかになったかな…というくらいです。

レシピではこの後冷蔵庫で一晩寝かせるのですが、時間の都合上、室温で7時間ほど置いておくことにしました。

ふくらみました!
表面にプツプツと気泡の穴があり、フタには水分がついています。
この状態でいったん全体をねじるようにして混ぜ、二次発酵します。
焼きの工程でトラブル発生。ストウブのサイズが…

ここで困ったことが発生。
にぼし食堂のストウブはサイズが大きすぎて、フタを閉めるとオーブンに入らないことに気づきました。

えぇっ、今気づいたのかい(マスオさん風)
もしオーブンに入れて調理できる鍋を買う場合は、ご自宅のオーブンのサイズを前もって測っておくことを強烈にオススメします。
蓋を開けて15分ほど焼きます。
そして困ったこと2つ目。
正しいレシピでは蓋ありで焼く→蓋なしで焼くの順番なのに、最初に蓋なしで焼いてしまいました。

手順間違えた
あわててアルミホイルをして20分ほど焼きます。そして…

なんとか、焼けました。よかった。
高加水パンが焼けた。味の感想は?

切ってみると上の方は気泡が入っている(よくふくらんでいる)のがわかります。それに比べると下は目が詰まっている感じ。
食感はもっちもちで、ほんのり塩味のする素朴な味わいです。総菜パン、サンドイッチに向いていそうな感じでした。
次の日バターをのせてトーストしたらすごくおいしかった!
ストウブ鍋で初めてのパンづくり、反省
- 普通のパンの「こねる」という重労働がなかったので、体力がいらず、ラク
- ストウブ鍋のサイズが大きすぎた
- 蓋の開け閉めの手順を間違えた
- それでも焼けたは焼けた
おいしく無事に焼けたのはよかったのですが、想定外のことが起きたり間違えたりしたので、本来実現できるパンの食感・味とは違うものになってしまったかもしれません。
とはいえ、こねる必要がなくて、ラクなのはパンをつくるうえでけっこう大きなメリットなのではないかと思います。
レシピになるべく忠実に、もう一度チャレンジしようと誓ったのでした!
おまけ
ストウブで作れる料理まとめ
ストウブ初心者の方向け、使い方のコツ
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